記事一覧

利子生み資本(貸付貨幣資本)について

利子生み資本(貸付貨幣資本)について―――――――――――――――――― 利子生み資本(貸付貨幣資本)は 世間では金融資本と呼ばれています。現在の資本主義は 「経済の金融化」と言われるように、膨大化した利子生み資本が産業資本(生産と流通)にかわって資本の基軸にすわった社会です。後者は実体経済で 前者はそのほとんどが架空経済(観念)です。いまグローバル経済と言われ世界中でおカネが飛び交っていますが 実体経済である貿易...

続きを読む

2017年下期景気動向分析

2017年下期景気動向分析――――――――――――――                花 山 道 夫  [注]紙面の都合で大幅に割愛しました。割愛した箇所は[………]で示しています。なお、ひとくち評論はお休みします。(松)  はじめに 8月3日、改造内閣を発足させた安倍晋三はこう力を込めた。「最優先すべき仕事は経済の再生です。安倍内閣は、これからも経済最優先であります。…4年間のアベノミクスにより、雇用は200万人...

続きを読む

現在世界とは

現在世界とは――――――― 現在世界は 資本主義の最高の発展段階である帝国主義であり それ故、共産主義社会に向かわざるをえない最後の資本主義社会です。実際、1917年ロシア革命によって資本主義・帝国主義の一角が打倒され 世界史的に共産主義に向かう過渡期がはじまりました。だが 革命後の、ソ連のスターリン主義への変質と共産主義への裏切りによって過渡期は押しとどめられ 1991年のソ連崩壊とともに、世界は再び...

続きを読む

的場昭弘『「革命」再考』を読んで

的場昭弘『「革命」再考』を読んで――――――――――――――― 的場昭弘著『「革命」再考―資本主義後の世界を想う』(角川新書 840円 2017.1発行)が本屋で目に入ったので 買って読みました。著者は 『超訳「資本論」』や『マルクスだったらこう考える』などマルクスの理論、特に『資本論』について多くの著書があるマルクス経済学者なので しかもいま時はやらない(?!)「革命」についてであり オッ、何を書いているのだろうかと興味を持ちまし...

続きを読む

堤未果『政府は必ず嘘をつく 増補版』を読んで

堤未果『政府は必ず嘘をつく 増補版』を読んで―――――――――――――――――――――― 先月号に続き 堤未果『政府は必ず嘘をつく 増補版』(2016.4発行 角川新書 800円)の紹介です。本書は12年2月に出版した元書に マイナンバーとTPPについての暴露・真実を追加したものです。この後編として先月紹介した『政府はもう嘘をつけない』が書かれています。読んだ順が逆であり 事例も数年前のもので、すでに知れ渡っているものもあり 前回...

続きを読む